Japan Federation of
Duct industry Associations

得る技術・知識は一生物。

ダクト工事業は、金属の特性に精通した職人達が施工する「金属板金」の部類でありながら、
作るもの自体は建物の内部を作る、配管に近い「基幹工事」になります。
金属への知識・加工技術に加えて、建築物ごとに違う空気の流れを読み、設計する専門性の高い仕事です。

設計

ダクトの設計は、設置場所の条件や使用目的により、数ある材質の中から最適なものを使って最も効率が良く精度の高い施工が求められます。

製作

工場では、設計された通りの形に鉄板を切り出し、様々な形のダクトを作っています。鉄は、気温や材質で曲がり方が事なり、機械化出来ない部分は職人が手作業で作っています。

施工

作られたパーツを、吊りボルトと受けアングルという器具を使い、歪み無くしっかり設置します。時には快適な空間を実現し、時には命を守るためとなるダクトです。空気の漏れが無いよう丁寧に取り付けます。

建設業の業態

注文主

Orderer

ゼネコン

General Contractor

工事一式を受注し
建物を建てる

サブコン

Sub Contractor

設備工事を請け負う

  • ダクト工事業者
  • 配管設備業者
  • 衛生工事業者
  • 電気設備業者
  • 内装設備業者

ダクト工事業者は、プロジェクトの中の部分的な設備工事専門業者です。大きなプロジェクトであればあるほど、
関わる業者も増えていきますが、私たちは基本的にサブコンより依頼を受け、ダクト取付工事を行います。

ダクト工事の
魅力とは

現場ごとに異なる面白さ

錆や重量、耐久性、作業効率化など、ダクト工事に求められる多くの問題と向き合ってきた結果、ダクトの素材となるものは多様化を極め、現在では10種類以上の種類の中から、用途に合わせたものを選べる金属への深い理解を必要としています。
建物の立地や環境、用途や規模により、形状や工法も様々なものがあります。
奥深く、自身の成長を常に感じられること。そして、現場それぞれによって違う施工を経験することで着実にノウハウが蓄積されていくことが、この仕事の魅力です。

専門的技術・知識の習得

私たち全ダ連は、国家資格である「建築板金技能士」の資格取得に向けたテキストの販売や、研修活動を行うなど、全国的なダクト事業の発展に向けた活動を行なっています。

誰もが知っている建築物の施工にも携われる

商業施設・競技場・高層ビルなど、どんな建物にも必要となるダクト。誰もが知るような建築物に携われる事も少なくありません。住宅に留まらず、施工対象が多様である面は、専門業者ならではの大きなやりがいの一つと言えるでしょう。

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